<<名古屋リュート研究会>>へようこそ!!
□ 名古屋リュート研究会は、主にルネッサンス期からバロック期にかけてヨーロッパを
中心に広く愛された楽器”リュート”及びその音楽に関心のある方のための会です。
リュート演奏に興味のある方やリュートとのアンサンブルをやってみたい方など当時の
音楽や楽器に興味がある方であれば、プロ・アマ問わずどなたでも参加できます。
□ 当研究会では、リュートに興味のある方なら、楽器がなくてもどなたでも参加できる
例会を毎月第3土曜日の夜に開催しています。
リュートの音を聴きたい方、弾いてみたい方、ぜひ一度覗いてみてください。
例会の詳細等は、お気軽にこちらまでメール(E-mail)でお問い合せください。
☆☆当会で作成した資料を公開しています。☆☆
現在公開中の資料は、次のものです。
ロバート・ダウランド
Varietie of Lute Lessons リュート・レッスンの諸相(1610)
メアリー・バーレル
The Burwell Lute Tutor バーレル・リュート教本(1668-1671)
ハンス・ノイジドラー
Ein Newgeordent Kunstlich Lautenbuch(Nurnberg 1536)
詳細は参考資料をご確認ください。
☆☆ 例会・コンサート等の日程 ☆☆
- 5月例会
日 時 : 5月18日(土) 17:30〜21:30
会 場 : 中川文化小劇場 練習室
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- 6月例会
日 時 : 6月15日(土) 17:30〜21:30
会 場 : 中川文化小劇場 練習室
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☆☆ 8月16日(水)Gabriele Natilla氏 による講習会終了しました。参加された皆さまお疲れ様でした。
日 時: 2023年8月16日(水) 10:00−15:00
場 所: 中村文化小劇場 練習室
受講曲: F.d.Milano(R.Lute)、P.P.Melli(R.Lute)、B.Castaldi(Theorbo)
講習内容:リズムと音の強弱、アーディキュレーション、フィンガリングのテクニック、表現の仕方など
受講生の特徴を捉え適格なアドバイスと指導、考え方を聞かせて頂きました。
日本人とは異なる観点からのレッスンは大変有意義でした。
尚、通訳を名工大の松浦千佳子教授にしていただきました。大変ありがとうございました。
講 師: Gabriele Natilla氏 (講師のHPです。)
☆☆ 12月8日(日)に野入志津子氏講習会終了しました。参加された皆さまお疲れ様でした。
日 時: 2019年12月 8日(日) 10:00−16:30
場 所: 名古屋西文化小劇場 練習室(地下2階)
受講曲: Francesco da Milano Fantasia(Ness 40) 7c. R.Lute
David Kellner Fantasia in C Major 11c.B.Lute
Francesco da Milano Spagna(duet) 7c. R.Lute
de Visee Allemande E minor Theorbo
Mudara Fantasia que contrahaze la harpa en la manera de Ludovico vihuela
レクチャー: 「アンサンブルの楽しみへの導入」
グリーンスリブスとTant que vivrai をリュート、ビウエラ、ガンバ、リコーダーで楽しみました。
アンサンブルで注意すべき点などをご指導頂きました。
講 師: 野入 志津子氏(野入志津子氏のHPです。)
打上げ: 講習会終了後、打上げを開催しました。会場 : 竹庭ともり名駅店
講習内容: 野入先生は、ご帰国直後ということで時差で大変なところを熱心にご指導頂きました。
貴重なアドバイスと共に、次の機会に向けて、先生より宿題が沢山出されました。
京都、神戸、東京など遠方からも参加頂きました。ありがとうございました。
レクチャーでは、リュートでのアンサンブルにおける基本事項の説明や参加の仕方などの
有用なアドバイスを頂きました。
リュート属主体としてリコーダーやガンバも入っての楽しい時間を過せました。
☆☆ 坂本龍右氏講習会終了しました。 参加された皆さま、お疲れ様でした。 ☆☆
日 時: 2018年10月21日(日) 9:45 〜 16:15 (打上げは17:15−)
場 所: 熱田生涯学習センター 視聴覚室
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受講曲: Toccata 6ta Giovanni Girolamo Kapsperger 10c. R.Lute
Mein einigs A. Hans Newsidler 7c.R.Lute
Toccata X Alessandro Piccinini Theorbo
ハ長調 Prelude、Allemande S.L.Weiss B.Lute
ガンバのための27の小品より WKO 208, 205 K.F. Abel Vdg
O dolce fonte del mio pianto amaro Giulio Caccini 歌+12c.R.lute
Rosa John Daniel 12c.R.lute
レクチャー: "歴史的資料から見る、17〜18世紀のリュート属の通奏低音技法について"
講 師: 坂本 龍右氏 (坂本龍右氏のHPです。)
奈良出身。東京大学文学部(美学芸術学専攻)卒業後、バーゼル・スコラ・カントルムに留学し、
リュートをはじめとする撥弦楽器をホプキンソン・スミス氏に師事、2011年に優秀賞付きで
修士課程を修了。同校に新設されたルネサンス音楽科に進み、アン・スミス氏にルネサンス
音楽理論を、クロフォード・ヤング氏にプレクトラム・リュートを師事し、2013年に修了。
同年ラクィラ(イタリア)での国際古楽コンクールのソロ部門にて第1位ならびに聴衆賞。
2017年国際ビーバー古楽コンクールにてアンサンブル部門最高位。
在学中より多彩なアンサンブルに所属し、各国の古楽祭に出演する他、ソリストとしても
フランス・ドイツ・イギリス・オーストリアの各リュート協会より招聘を受けている。
録音も自身のソロCD「Travels with my Lute」「Polyphony & Diminution」を含め、数多い。
近年はリュートでのソロ活動と並行して、バロックの通奏低音専門のグループ「コンティヌオ・ギルド」
の旗揚げに関わるなど、さらに活動を広げている。
講習内容: 受講曲にあるように、R.リュート、B.リュート、テオルボ以外に、ガンバ、弾き語りなど様々でした。
受講者は、ソロ6名、聴講者は当日飛び入りも含め6名参加されました。
大阪、神戸、和歌山など遠方からも多くの方に参加頂きました。
坂本氏の実践経験と日々の調査研究をもとにした有意義で適格なご指導は、大いに参考になりました。
レクチャーでは、現在一般的に演奏されている通奏低音の扱い方と歴史的資料から考えられる通奏低音
特にリュート属の扱いなどについて興味深い内容の提示がありました。
実際の演奏に反映するには、いろいろな課題があるとは思いますが、資料に基づいた通奏低音の実践を
是非聴いてみたいと思いました。坂本先生の今後の演奏と研究・実践に期待します。
☆☆ 野入志津子氏による講習会 終了しました。 参加された皆さま、お疲れ様でした。☆☆
日 時: 2018年6月16日(土) 10:00-18:30 (打上げは19:30〜でした)
場 所: 中川文化小劇場 練習室(2F) (名古屋市中川区吉良町178番地の3)
会場案内&地図
講 師: 野入 志津子 氏 (野入志津子氏のHPです。)
京都生まれ。同志社女子大学音楽学科(音楽学専攻)卒業。在学中よりリュートを岡本一郎氏に師事。
京都音楽協会賞受賞。
リュートとルネサンス、バロック音楽を学び深めるためにバーゼルのスコラ・カントルムで
オイゲン・ドンボアとホプキンソン・スミスに師事、1991年ソリストディプロマ。
アムステルダムを拠点に活動している。
古楽界の巨匠ルネ・ヤーコブスの専属リュート奏者として20年以上にわたりオペラや
オラトリオの上演を続けている。
主な活動は:インスブルック古楽際(オーストリア)、Aix-en-Provence 国際音楽祭
(フランス)、シャンゼリゼ劇場(パリ)、モネ劇場(ブリュッセル)、ベルリン国立歌劇場、
ウィーン劇場、リンカーン・センター(ニューヨーク)、バービカン・センター(ロンドン)、
Cite de la musique (パリ)、芸術の宮殿(ブリュッセル)、ザルツブルグ音楽祭、
フェスティバル La Folle Journee (東京、ミッシェル・コルボー指揮), Teatro Avenida
(ブエノスアイレス、J.M. Quintana 指揮)、東京オペラシティ(鈴木雅明指揮)。
1997~1999年 , 古楽情報誌アントレーに『演奏家のためのバロック音楽、
17・18世紀イタリアの音楽〜通奏低音法を中心に』を23回にわたり連載。
ディスコグラフィー:フィリップス(イムジチ合奏団)、ハムモニア・ムンディ・フランス
(ルネ・ヤーコブス指揮)、WDR、BIS, Symphonia , Zig-Zagなどのレーベルに録音。
ソロのCDはレグルスから”G.A. Casteliono, Intabolatura de Leuto“ ” Giovanni Zamboni,
Sonate d’Intavolatura di Leuto“をリリース。レコード芸術誌特選版。2017年、Acoustic revive
から“Aure Nuove 薫る風 ,新しい様式によるリュートのためのトッカータと舞曲” をリリース。
講習内容: ルネッサンス・リュート、バロックリュート、ビウエラ、テオルボなど様々でした。
受講者は、ソロ7名、アンサンブル(リュートコンソート)1組でした。聴講者も7名参加されました。
遠方からも多くの方に参加頂きました。
野入さんの豊富な経験をもとにした有意義なアドバイスと個々の受講者への適格なご指導は、
本人だけでなく聴講している者にも大変参考になりました。
レクチャー&アンサンブルでは、通奏低音の歴史と基本的な和声進行などの解説をもとに参加者も
「実際音に出してみようとするときに、内容が体の中に入っていくと思うのです。」という野入先生の
言葉どおり楽器をもって音を出しながら体験ができ、有意義な時間でした。
最後に、全員でホルボーンとリュリの課題曲を、バイオリン、リコーダー、バロックギター、ガンバなど
とリュート族によるアンサンブルを楽しみました。
☆☆坂本龍右氏による講習会終了しました。 参加された皆様、お疲れさまでした。
日 時: 2017年8月10日(木) 11:00〜
場 所: 名古屋市西生涯学習センター 視聴覚室
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講 師: 坂本 龍右氏 (坂本龍右氏のHPです。)
奈良出身。東京大学文学部(美学芸術学専攻)卒業後、バーゼル・スコラ・カントルムに留学し、
リュートをはじめとする撥弦楽器をホプキンソン・スミス氏に師事、2011年に優秀賞付きで
修士課程を修了。同校に新設されたルネサンス音楽科に進み、アン・スミス氏にルネサンス
音楽理論を、クロフォード・ヤング氏にプレクトラム・リュートを師事し、2013年に修了。
同年ラクィラ(イタリア)での国際古楽コンクールのソロ部門にて第1位ならびに聴衆賞。
2017年国際ビーバー古楽コンクールにてアンサンブル部門最高位。
在学中より多彩なアンサンブルに所属し、各国の古楽祭に出演する他、ソリストとしても
フランス・ドイツ・イギリス・オーストリアの各リュート協会より招聘を受けている。
録音も自身のソロCD「Travels with my Lute」「Polyphony & Diminution」を含め、数多い。
近年はリュートでのソロ活動と並行して、バロックの通奏低音専門のグループ「コンティヌオ・ギルド」
の旗揚げに関わるなど、さらに活動を広げている。
講習内容:
◇ソロ:5名、アンサンブル:1組 でした。
◇講師によるレクチャー 大変有意義な、また濃い内容のお話でした。
「タブラチュアを究める!〜16世紀のリュート・インタブレーションについて〜」
- 「秋の終わりの大舞踏会」(バロックダンス)終了しました。 参加された皆様、お疲れさまでした。
日 時 : 2015年11月21日(土) 18:00〜19:30
会 場 : 揚輝荘南園 聴松閣 多目的室
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5月17日(日) 竹内太郎氏による講習会 終了しました。参加された皆様、お疲れ様でした。
日 時 : 2015年5月17日(日) 11時から18時
会 場 : 守山文化小劇場 練習室
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